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新型栄養失調が増えている

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新型栄養失調という言葉を聞いたことがありますか?
この間、朝のテレビ番組で特集していました。

今、出来あいの惣菜市場が拡大しているそうです。その理由として、たくさんあっても一人で食べきれないという一人暮らしの高齢者の増加があります。
そんな状況に対応するために惣菜のパックも201円→108円・280円→140円というように量を減らして価格を下げる商品も多くなっています。

野菜不足が心配
栄養バランスの不安


こんな健康への意識をうけて4月をめどに健康マークの実施がはじまります。弁当や総菜にバランスの目安となるシールをはることでバランスの良い食事をとることを推進しています。
この健康マークの導入も、新型栄養失調の対策の一つといえます。

健康マークの記事はコチラ→【健康な食事】の認証制度の実現にむけて




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以前は、栄養失調といえば、食べるものがないことで栄養が取れない状況をさしました。
しかし、今の日本では食べるものがないわけではありません。

肉は良くない
卵は良くない
食べ過ぎはよくない


こんな健康意識が独り歩きして、高齢者の独り暮らしや若い女性に蛋白質の不足による栄養不足がめだってきています。
65歳以上の4人に1人はこの新型栄養失調といわれています。

新型の栄養失調になるとどうなる?
蛋白質の不足により筋肉の分解がすすむことでおこる転倒などの事故
血管の機能低下による動脈硬化による脳梗塞や脳卒中

これらがおこりやすくなります。

太る=健康によくない
もちろん、これは肥満が生活習慣病の一つになっていることからも間違いではありません。しかし、高齢者の場合は、減らしすぎることで新たな問題が表面化しているといえます。
また、若い女性などダイエットに敏感な年代の栄養不足も顕著です。

肉は脂身があるからよくない
こう思っている人も多いようです。もちろんお肉をたくさん食べすぎることで高脂血症につながることは事実ですが、高齢者の場合は、良質のたんぱく質源である肉の摂取が健康に一役買っていることも間違いありません。


たとえば、これは病院でのお食事です。
お肉のメニューの時はこれくらいのお肉をメインとしてお出しします。

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A



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B

Aのメニューで豚肉が60g使用
Bのメニューは鶏肉が70g使用
高齢者の場合、お肉やお魚のどちらかを毎日60g程度食べてほしいなと思います。

【参考】
ファミレスのステーキなどは、100g・150g・200gとボリュームのあるみばえになっています。育ち盛りの若者でない限りは、成人でも一回100g程度が健康への目安かなと思います。


コレステロールに関しても、今までは摂りすぎの弊害を強く言われていましたが、2015年度の栄養摂取基準からは、目標量はなくすことが言われています。
卵ばかり食べるのはいけまんせんが、気にしすぎても意味はありません。


働き盛りの年代は、忙しさで揚げ物惣菜などカロリーが高いものの利用が増えています。
一人暮らしの高齢者は、肉・魚の不足で栄養失調が増えています。
このように、年代によっては真逆の栄養への注意が大事になってきているようです。
自分の今の年代にとって本当に必要なもの・不要なものを見極める目をみがかないといけませんね。







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最後まで読んでいただきありがとうございます。
また明日<(_ _)>


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