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非常食の選び方 その3~小規模施設(100人分)の場合

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私が勤めている病院は、高齢者の多い病院です
以前は、非常食の備蓄もしていませんでした。
それでも、東日本大震災の後、非常食の必要性が言われ、昨年春にやや強めの地震があり、やっと非常食の導入が決定しました。

当院は約100名の患者様がいます。
そのうち、お食事を召し上がっている方は70名
残り30名は経管栄養剤を使用されています。

非常食を考える時に、大事なのは
何人分を何日間分用意するのか。
病院では患者用70+職員用30=100名分
できれば1日3食で3日分としたかったのですが、費用の点もあり
1日2食で3日分の非常食としました。
そして、経管栄養をされている方には、通常から2週間分備蓄するようになっています。

病院では高齢者の方が多いので、形のまま食べられる方用20名+職員30名=50名分
飲み込みの悪い方用を50名としました。

普段から日常的にストックしているものは、つくだ煮や果物缶詰くらいです。
これも利用して、メニューを考えます。

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まず主食はごはんか、パンか、粥か
家庭で準備するなら、個包装になっている物の方がおススメですが、
人数が多いので、白ごはんや粥は50人分一度にできる炊き出し用のものにしました。

意外とおいしいのが非常食用のパンです。
以前は乾パンなどの硬い物しかなかったのですが、今では缶をあけるとマフィンのようなパンが入っています。
ただし、パンの場合〇ケース以上などの発注の決まりがあるので確認が必要でした。

お粥も、水をいれるものと最初からレトルトになっているものがあります。

ごはんやパンと何を一緒に食べるか
ごはんだけでは食はすすみません。
いつもと同じようにとはいきませんが、せめておかずとなるものを想定したいところです。
・お粥と常備の佃煮
・ごはんとつくねと野菜スープ
・パン(粥)とシチュー
・ごはん(粥)とカレー
・ごはんと肉じゃが
・五目ごはん(鮭かゆ)と味噌汁

その状況を想定して、献立を考えます。
家庭用でも記事にしましたが、主食+メイン(タンパク質)+野菜が一食でとれるように考えます。

家庭用の記事⇒非常食の選び方~どうやってそろえようか

今回は、栄養価は考えずに決めました。
次回の入れ替え時には、栄養価も考えて検討するのが課題です

非常食は、今は、3年5年と保存期間設定されているものがあります。
25年というものもありました。さすがに価格が高くてちょっと無理でした。
メニューを重視で考えると、5年・3年両方の商品になりました。

お水も、5年保存の非常用のお水が売っています。
中身は普通のお水ですが、容器のペットボトルが耐用できるようになっています。
500mlのペットボトルと2ℓのものがあります。

病院では価格的に取り入れることはできませんでしたが、
家庭用なら、発熱資材の入っているものがあります。
袋に水を入れるだけで温かくなる。
なかなか良いアイデア商品です。
発熱資材の購入まではできませんでしたが、カセットコンロを3台とボンベの購入を行いました。

いろいろ調べて、商品名を特定します。
それを出入りの業者に問い合わせしました。
当院は、3社入っているので、それぞれに分けて依頼です
価格・賞味期限・最少発注単位
これを問い合わせます。

業者から返事がきしだい、今度は試食会を病院の職員にむけて開催
参加の方から意見をもらいます。
ここで牛どんの試食をしてもらったのですが、ちょっと不評でした。
そこで、急遽肉じゃがに変更でした。

商品が決まり、価格のOKをもらいます
納品日が決まると、今度は設置場所の打ち合わせが必要です。
設置場所に、日にちにわけて内容の表示をします。
その後、会議で職員に非常食の設置場所と内容の周知を行いました。

一度導入すると、それで終わりとはなりません。
3年で期限の切れるものがあるので、次は3年後に入れ替えの検討です。

非常食のシリーズ記事です。こちらもどうぞ。
非常食の選び方 その1
非常食の選び方 その2
非常食の選び方 その3←本記事

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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